【競】深い衝撃だった…

 7月26日~28日の新潟遠征から帰宅して、案の定「熱中症の疑い」で横になっていた時、某国営放送の速報で「ディープインパクト号」が亡くなったというニュースが入ってきたのです。意識が朦朧?としている中で、あぁ・・・これも一つの時代の終わりなのかなぁと。


↑ 特別区競馬組合(TCK)の場外馬券売り場「オフト大郷」ここで毎週日曜日のみJ-Place方式の中央競馬が買える。

 最近、私が住む宮城でも県中央部にある三本木にウインズがあり、もっと近くだとJ-Place方式を導入したオフト大郷でJRAの馬券が買えるようになり・・・一家総出で毎週末の楽しみになった競馬なのですがそもそも競馬を知らなくても「ディープインパクト」の名前ぐらいは知っている・・・と思うのですよね。

 思い出せば2005年。あの時は一番辛い時期でした。世間も効率効率だったり、または世間を驚愕させるような大事件、大事故も発生。郵政解散が賑わいを見せるぐらい、ある意味世間全体が狂っていた?ような雰囲気だったと思います。それこそ、悪い意味で言えば「勝ち組」「負け組」と揶揄しあった暗い時代だったと個人的に思うのです。その中で、彼は飛ぶようにコースを走り抜けたんだなぁと、レース映像を見返すと泣けてきて・・・

 7月30日の速報を、馬をこよなく愛する母に言ったら・・・3日間口をきいてくれませんでした・・・(つд⊂)エーン

 ここ1週間はずっとディープインパクトの有志を収めた動画を見続けていた姿を見ると、小さな馬で不利と思われながらも頑張って無冠を達成し、みんなに愛された馬だったんだなぁと。同時に騎手である武豊騎手の言葉の重みも感じられて、競馬って奥深いなぁと勉強させられました。同時につらい経験を重ね続けることで、最高の一番を手に入れたときの達成感は一生の宝物なのかもしれない。そう思えば仕事も楽しくなってくる。私も頑張っていこうと思えるようになったかな?

 ちなみにディープさんは17歳なので人間換算だと50歳代らしい。まだまだ若いのに・・・と思うしかなく。訃報は続いて「キングカメハメハ号」も8月10日付で亡くなられたそうで、また名馬が旅立っていった感じもして、新時代令和になってからは悲しい事件や出来事、事故も多い中で、彼らはきっと天国から見守ってくれるのかなと信じています。ゆっくりと過ごして頂きたいなぁと思っています。

 今頃、天国の広い平原で走ったりゆっくり歩いたりして、または涼しい森の中を駆けているのかな・・・?または大切な人と出会って乗せて喜ばせているのかな・・・? どうか私たちをさやしく見守ってください。ご冥福をお祈りします。

☆ 各名馬のレース映像はリンク先から閲覧可能(JRAのYouTube公式チャンネル)な模様。実況と共にその雄姿を閲覧可能です。